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■9月25日「さんごじゅなす」#17 於下北沢THREE

  • 2010/09/25(土) 23:00:00

もう随分前から情報を得ていたので、
『待ちに待った!』感の強い、“さんごじゅなす”#17。
twitterに於けるわたしの不用意なつぶやきが基で、
トマト感溢れる装い大歓迎』とゆう、
個性的なオサレを感じさせるイヴェントの薫りがそこはかとなく…。

そんなわけなので、わたくしもトマトを意識して赤い服を探していたら、
何とまあ、高校時代に買って2回ぐらいしか着ていなかった
BA-TSUの真っ赤なティーシャーツが出てきてしまいました。
ので、それを着用することに。

①高校時代
②BA-TSU
とゆう若気の至り感が、グリーン(未熟)な感じでまた、トマトっぽかろ。
と、ムリヤリな言い訳を考えつつ、下北沢降臨。

THREEは、観る/聴く/呑むの、
オーディエンスの目的が判然としながらも、そのどれもを程良く楽しめる、
変わったつくりになっています。
ステージ前に、少々狭いめの、半円状のフロアがあって、ぐるりと白い柵で囲まれている。
そこから段差を上がると、作に寄りかかって立ち見もできるし、
少し下がれば椅子とテーブルも置いてある。

入口付近では『砂の岬』のカレーが用意されていて、
いたるところにプチトマトの皿盛り(これは食べ放題)。
観る/聴く/食べる(呑む)をいちどきに楽しめる場、として、
THREEは『さんごじゅなす』#17を催すに絶好の場所だったのではないかしら。

それも、どこか偏りのある、“ココ”でしか得られないもの、とゆう括りの中で。

出演
teneleven-photo-plus(ナスノミツル+ササキヒデアキ)
日比谷カタン
かわいしのぶ金澤美也子(幼な妻ーズ)
ハリネコ+イケダヨーコ+うんこ
sajjanu


ちなみに、会場内のBGMは、日比谷カタン氏による
「贈・さんごじゅなす#17日比谷カタンせれくしょん・ううむ。もはやトマト以外わ喰いモノでわないな」
とゆうCD-Rが流れておりました。
何がしかのかたちでトマトに因んだ音源が収録されていたもよう。

teneleven-photo-plusは、
映像(アイヴォリーの地にチャコールの線、と、
すこしコントラスト弱めなモノトーンだったよに記憶しています)が
アラユルものを描き、解け、広がり、まとまり…と変遷してゆく横で、
ナスノさんがノイズを奏でている。
ベーシスト・ナスノミツルは、いつも観る度に
「これベースなの!!ええええ」とゆう音を繰り出してくる。
ノイズに身を任せる、というよりも、目を見開いてその音の源を探りたくなってしまう。
でも結局負けてしまって、目と耳は流されるままに沿うことに。
でも、それが口惜しくない。

そんな20分を経て、ここからは陰影の効いた時間が訪れます。

まずは日比谷カタン氏。そもそもわたしのツイートは、
この方から「トマトのコスプレ」とゆう話を小耳に挟んだからで…と言い訳をしますが、
カタン氏のトマトコスは無敵、の一言でした。
ボディラインにぴったりと沿ったリブのカットソーに、赤いスキニーパンツ(かな?)
左手と右足には蛍光グリーンのレッグウォーマーで、
極めつけは首に巻いたビリジアンのスカーフ…
と思いきや、なんとハリネコ沙知嬢の緑タイツだったという…。
本人いわく『教育テレビのリコピンにいさん風』とのことでしたが、
一部では『キャッツアイぽい』という声も。
セットリストも見事にトマトに沿わせ、
さだまさしの“檸檬”をまるっと替えた“蕃茄”はもう、笑う笑う。
何でレモンかじって投げると哀愁っぽいのに(それも相当な所作だと思うけどさ…)、
トマトかじって投げるとこんなにおかしみが出てしまうんでしょう。
つぶれるからかな…。

ご参考までに“檸檬”オリジナルの歌詞は、こちら。

中盤MCの
「トマトといえばプログレ」
発言は、カタン氏特有の飛躍式三段論法かな、と思っていたのですが、Mr.クレーターに
「イエスだよね」と言われて「ええーっ」となる。
イエスのアルバムに『トマト』てのがあるんですね…。
寡聞にして知らず、浅学明るみに出てお恥ずかしい限り。
でもここから拡がってゆく知識、というものに、幾つ触れたやらわからない。これも、醍醐味。

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セットリストは
キッチンレアリヅム
ウスロヴノスチの切符切り~合言葉“蕃茄”(さだまさし“檸檬”替歌)
終末のひととき
畸形認メ申ス~逆抵牾参る(PHASE Ⅱ)
対話の可能性


そして、続いてはこの日、初お披露目となる
かわいしのぶ金澤美也子ユニット
ふたりとも白と黒のエプロン姿で登場。
かわいさんに至っては、ハート×フリルで可愛いのに、値札がきらりと…。
「幼な妻ーズです」と自己紹介。
さんざん妄想を掻き立てるよな台詞の応酬と、かわいさんのオリジナル3曲+即興の“トマト”。
どれもが呼吸ぴったりで、噛み合わなさまでもが歯車のよに完璧で、
この日一夜のユニットで終わってしまうのは、あまりにも勿体ないのです。
こと、最後の“共存のブルース”は、
最初から「幼な妻ーズ」でこさえたかのようだった。
かわいさんの声と、そこから想像もつかない骨太のベース。
美也子さんの不穏な(笑)呟きと、均整が取れてるのにごったごたなピアノ。
これは虫も落ち着いてはいられまいよ。

そのケイオティックな余韻を受け継いで、ハリネコ+イケダヨーコ+うんこ
ハリネコを観るのは2度目にしてこのスタイルは初めて。
沙知嬢の歌は芯があって、伸びもよいし、声自体に宿るポピュラリティがあるのだけれど、
この日の編成はそれを遥かに凌駕する混沌が覆っていた、という印象が強い。
あえて言うと、“東京”という破壊的な曲が見せる風景は、
わたしの眼とアタマからはまったく生まれてこないものだったから、
ひどく新鮮で、衝撃的に感じられたのです。
たぶん、うんこさんの存在感と、それに沿ったものだと思うのだけど。
彼女自身も音作りに貢献していて、音楽は身体と切り離せないということを、改めて痛感する。

そして最後、sajjanu
彼らも2度目で、初めて観たときに
何か、重量級のものを頭に落とされそうなのを避けたときの衝撃、
危機一髪のよな動悸を覚えた。
「地獄のクロージング・アクト」というイントロダクションは決して伊達ではなく。
無間地獄の数十分。
否、賽の河原で積む小石、に近いのかもしれない。
次から次へと訪れるキメは、鬼が塔を壊すがごとく。
ただ、その壊す作業も自分たちの手になるので、見ている側はいつまでも落ち着けない。

何でこんなことできんだろー、わかんない、と呟いていたら、
横にいたMr.クレーターがちょっとほくそ笑んで(たよな気がした)、
「僕は解ったけどね」とのたもうた。
そして、そのsajjanusajjanuたるひみつを解く、一端かもしれない説が、
『クレーター通信』に掲載されているのです。是非、ご一読を。

いずれの方々も、目の当たりにすれば素晴らしいのだけれども、やっぱり偏りがある。
でもその偏重は、イヴェントの向かう先、を示すためには無くてはならない偏重で。

地獄であり、混沌であり、妄想であり、諧謔であり、陶酔であり。
それぞれを生らす一本の幹が『さんごじゅなす』というイヴェントだったのでしょう。
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