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『YOAKE MUSIC SCENE2013』於恵比寿ガーデンルーム

  • 2012/11/18(日) 12:00:00

都内屈指の高嶺オシャレタウン、恵比寿にありますコンベンション・センター(と言っていいのかな?)
ガーデンルームにて行われた
『YOAKE』というイヴェントに、足を運んでまいりました。

音楽エージェント/プロデューサーの永田 純氏が中心となって行われたこの催しは、
音楽シーンの現在を感じ、未来を考えるトーク&ライヴ”という趣旨に沿い、
3つのテーマを軸にしたトーク・セッションをメインに
新しいメディアや音楽を発表するプラットフォームのプレゼンや
気鋭のミュージシャンによるショウケース的なライヴを織り込んだ、約9時間に及ぶシンポジウム。
すべてのメニューを観たわけではないのですが、
音楽の周縁に位置するじぶん、として、その関わり方を強く意識させられるイヴェントでした。

集まっていたお客さん(来場者)は
音楽関係者(流通、出版、企画であったり、もっとシステム的な部分に関わる人であったり)が多く、
中には現在活動中のミュージシャンの方もちらほら。

トーク・セッションは3つのパートに分かれていたし、ライヴもそれぞれヴァラエティに富んでいたのですが、
大きな幹としては
音楽を広めていく為に動こう、その為に何が出来るか知ろう』という啓蒙があったように思います。

“音楽(音源)が売れなくなった”と言われて久しい今日この頃。
音楽と生活をもっと密接に結びつけるには、どんなプラットフォームが必要か。
そして、どんな風にそれらが刷新されていっているのか。
また、違法行為から音楽を護るためにそれぞれが知らねばならないこと。

“音楽”に触れるためには、ものすごく堅固なバリケードを超えてゆく、精神力と知識が必要なのだなあ…
と、意識と共に敷居が高くなる話が続いていました。

トークに参加されていたパネラーは、やはり音楽の周縁でそれを広める/護るための活動を
続けていらっしゃる方々で、そうしたシステムの中核に食い込み、
ミュージシャン、並びに音楽が既得権益から解放され、かつ“幸せ”に伝播していく為に
注力されていると思います。
それを、各位のお話からより強く実感するのと
同時に『リスナーって、こういう場では置いてけぼりにされるのよな…』と、思ってしまうのですよね。

リスナーを“きくひと”と定義したときに、その指向はすごく多様になってくると思うのですよね。
音楽を聴く、ということが共通していれば、すべてのひとが“リスナー”と言えるわけで。

そうした人びとの意見もひとつひとつ取り上げていくと、そりゃあまとまらんよね、
ということになっちゃうと思うんですが、
システムを作る側の立場にいるひとではなくて、彼らが純粋に“音楽ファン”と呼んでいるようなひと。
システムに則って、作り手の動きを受け止めているひと。
そんな素朴な『リスナー代表』が登壇していてほしかったなあ…と。
彼らが彼女らが日々、どんなふうに、どんな形で、どんな音楽を欲するのか。
それについて対話することも、音楽の未来を考えるときにすこし、必要なんじゃないのかな、と。

そして、出演されたミュージシャンのパフォーマンスからは、
むしろ『毎日毎日必ず夜明けは訪れるから』と、
そんな余裕が伝わっていました。

例えば、この日のレ・ロマネスクのステージ。
代表曲4曲を、TOBY王子のおしゃべりと共にコンパクトにまとめ、
コンベンション参加のひと達の前でも揺るぎなくダンスしまくる彼らのライヴと、
そこに思わずノって来てしまう一部のお客さん。
“YOKOZUNA~The King Of Sumotori~”のYoutube動画がベネズエラの学校の1クラスで
大ムーヴメントを巻き起こした、というエピソードは、新しいプラットフォームの話とも巧みに絡み合っていて、
ロマネスクのネットワークでのフットワークの軽さを痛感します
(ナマモノももっといろんなかたちで観てみたい…!)

当日公開初日だったヱヴァンゲリヲン劇場版Qに因み、“ヤシマ作戦”のテーマから始まった
日比谷カタン氏のステージでは、『音楽の現在を感じ(略)』という趣旨に沿うには
これしかないでしょう、の“Fake Fur Baught By Summer Sale Bot(およそ1/2Ver.)”。
この日は、メドレーレパートリーを網羅し、その展開をマグネットで切り貼りし可視化した
『FFBBSSBボード』も登場し、もはや新システムのプレゼン始まっちゃったか、という様相。
熱いトークセッションの合間にそうしたカタン氏のステージが入る、ということで
このイヴェントがひとつ、大きな幹を持ったような気すらしています。

高田漣さん+中島ノブユキさんのステージでは
美しいもの、穏やかに流れるもの、そこに垣間見える白昼夢のような一瞬を
何のてらいもなく堪能できる。
高田さんの声と中島さんのピアノの質感はしっとりと馴染んで温かく、
ひんやりとした板張りの空間を
ひととき、忘れさせるような心地よさを感じていました。

そういう“場”を超えた交歓が持ててしまうのも、音楽の醍醐味なのだと思うし、
いっそ、出演したミュージシャンによるトークセッションのコーナーがあっても、
よかったんじゃないかな、とも思います。

毎日毎日、必ず夜明けは訪れる。
それが、わたしたちにとって、どんなものに感じられたのか。
その多様さが語り合えたら、きっとより清々しいのではないかな、と期待するイヴェントでした。

ちなみに!ちょう余談なんですが
開場は恵比寿恵比寿といえばサッポロ ヱビスビールの御膝元…!
ということで、
ちょろっと往って参りました。
「ヱビスビール記念館」

ここのテイスティングサロンでは、あらゆるヱビスビールの生が、1杯400円で呑めるのですが、
今回ためしてのけぞったのが
「クリーミートップ スタウト」!!

グラスの半分以上が泡の状態で供されるのですが、
ゆらゆらとビールがのぼってゆく様を眺めるのも美しく、また最後まで泡の肌理の細かいこと………!!
お味も、黒ビールのコクがありつつ、すっきりと呑めるのがまた心憎し。
ゆっくり味わいたい一品です。

スーパー・コンビニでも買えるようですが、やはりあの泡は記念館ならではのものなので、
是非一度ご賞味あれ。

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