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日比谷カタンの、六弦似非弾き語りクリニック◆5

  • 2012/05/28(月) 11:00:00

さてさて、続きです。
クリニック前半はカタン先生主導、講義が中心の内容でした。
第4回冒頭でも、まずカタン先生が示されたのがオズボーンチェックリストというもの。
これは、ブレインストーミングの際に活用される発想アイテムを一覧表化したもので、

別用途/応用/変更/拡大/縮小/代用/再配列/逆転/結合

の9つを配した質問から成り立っています。
浮かんだアイディアを実際に転がしていく際に、
リストのアイテムに回答しながら具象化してゆく為のもの。
マインドマップなんかとしてもよく使われるみたいです。
こういうビジネス的なアイテムがしれっと登場するのが
『六弦似非弾き語りクリニック』の特徴でもあり、
実利的なところだと思うです。

 『オズボーンチェックリスト』を踏まえて、
次に紹介されたのが『マキタスポーツ』氏の動画
彼は、与えられたお題から
『このミュージシャンならこう曲を創る』を披露する『作詞作曲モノマネ』で知られる芸人さん。
カタン先生の“椛狩~赤の運命~”も、
ある種この発想法に則って作られたものだと思うのですが、
マキタさんの場合は素材(お題と、対象となるミュージシャン)への柔軟性が深いんですね。
だから、そのミュージシャンの実際をよく知らなくても、
『何となくわかる』から『納得』まで、ねじ伏せてしまうゴリ押しの強さを感じます。

そうした『方法論』の説明を受けて、
第4回・第5回の内容は、ほぼ受講生がメイン。
3月の審査ライヴに向けて、リハーサルを兼ねた経過報告、個人指導が行われました。
第5回では、受講生それぞれが他のひとのアクトを見て、寸評を述べるという趣向も有り。
そしてなんと、第4回と第5回の間には、
それぞれ時間をとっての個人補習も行われていた、の、です…。

今回は、その第4回/第5回を聴講しての、それぞれへのわたしの雑感を。

まず永見雪尋氏は、『現在(2012年1月現在)スランプ中』で、
そんな彼の近況報告がメインでした。
実際の演奏を観ても、“これまでの永見さん”を知っているひとには
「ああ、うん、いつも通りだね」というブレなさがありつつも、
彼が如何に『今、煮詰まってるか』はあまり伝わってこない…。
その状況を打破する為に出されたアドバイスが
『これやったら負け、とふだん自分が思う部分に抵触してみる』
というものでした。

続いて、ヤマネ氏。
彼は静かに静かに、3月の審査ライヴへの意気込みを燃やし続けている印象。
「カヴァーで、別アプローチでもう1曲挑戦してみたい曲がある」と申告されたり、
今クリニックの課題の1つである『性的妄想(を、露わにする)』で、
ナカナカにフェティッシュな性癖を明らかにしてみたり。
自身のオリジナル曲を“文章”で説明しすぎてしまわれるきらいはありますが、
その行間に仕組まれた、これまでそんなに触れることのなかったヤマネ氏の
“前のめりな熱さ”には期待が高まります。

田村智博氏は、課題曲として制作している
“ヘッドフォン女子萌え”についての曲の、経過報告を。
曲は徐々に固まりつつあり、盛り込みたい内容も具体的になっています。
披露された曲自体は、まだなにかを述べられる段階ではありませんでしたが、
呈示された必須キイワードと、田村さん自身のヘッドフォン女子萌えへのこだわり
(わりと細かいところまで突いてくる。
「イヤフォンは耳にかかってないからちょっと違う」とか
「ヘッドフォンのごつさと女性性のギャップに萌える」とか)が
今後どう折り重なっていくのか、変化が楽しみでもありました。

山田庵巳氏のターンは、
カタン先生とギターを刻み、合わせながらカウンセリングを行うという、
文字通りのトークセッション。
庵巳さんが『クリニックを受ける理由』としてあった
『8弦ギターのことを一見さんに説明するのが面倒』
を表現する課題曲については「数え唄にしたい」と、
具体的な方向性まで打ち出されたものの、
「わりとベタ」の一言で一網打尽に…。
そしてもう一つの悩みである“即興”について。
庵巳さんがそれに対し持ち続けている抵抗と、すんなりと許容できる部分を確認し、
「即興の間じゅう、ずーっと言い訳を言い続ければいいんじゃない?」
というアドバイスに到達したところで、セッション終了。

続く渋谷幸枝嬢は、
主に『性的妄想(フェティシズム)』に則ったオリジナル曲の話題に終始。
彼女は“爬虫類系男子”に萌える、しかも『どうやら枯れ専』
ということで、披露されたオリジナル曲は率直にその性癖と向き合ったものでした。
(ご自身曰く)『昭和歌謡』テイストのメロに乗せて、
ちょっと情念入った女の子が、爬虫類顔の男子に(脳内で)翻弄される感じが(腐女子的には)共感を呼ぶものに。
ただ、そうした自分の中にある熱量を、ひとまず記号化してみました
という印象が否めないので、外に出すには、更なる感情移入が必要かな、とも。

そして最後、ワタナベ・T氏。
課題となっている『シャツイン』の歌の方向性について。
「昔は流行していたのに、現在は衰退、
むしろやってると迫害される勢いのシャツイン男子が、
世の中に抵抗し『誰が何と言おうと、俺はシャツを入れて行くぜ』というロックな内容」
にしようと思ったが、
「『長いものには巻かれろ』をテーマにし、世の中がシャツを出せと言うなら、
服従する態度を示す内容に」
(ごめんなさい打ちながら小声でツッコミ入れてますわたし…)
とのこと。
そこで取り入れようとする技法や曲調、テイストとの折り合いを考えてのことなのでしょう。
更にご本人も「せっかく授業を受けているから、挑戦をしたい」
おっしゃっていて、とにかく、ワタナベさんのこのクリニックへの打ち込み様は随一。
彼のブレなさが、その『挑戦』にどう反映するかも、見どころなのです。


そして、運命の日がイヨイヨ近づいてきたところで、続くっ。

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