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日比谷カタン『六弦似非弾き語りクリニック』を終えて。

  • 2012/03/20(火) 15:00:00

まずは、ざくっと総括を。

日比谷カタンを講師に据えて、『弾き語り講座』を開講する、と聞いたときは
『おもしろそう!』と8割思う裏で、『どんなことになるんだろう…』と、訝しむ気持ちも2割でした。
わたし自身は、音楽を“演る”こととは全く無縁で、ギターの一本、持ってもいないので
参加は無理だなあ…
と思っていたところ、『聴講枠』がある!というので、
ならば聴いてみたいじゃないの!と、いそいそ、参加申し込みを行った次第なのでした。


で、始まってみて。
まあ、一筋縄ぢゃあ、いかなかったですよね。


『余命6ヵ月』。
このクリニックに掲げられた、いっちばん最初の、そして、いっちばん大きな命題は、これでした。
あ。
今後このブログでは、『クリニック』という言い方で、統一しますね。
便宜上使うこともあったけど、多分『講座』『教室』といった
エデュケーショナルなことばは、この催しには向いてなかりましょう。



さておき。
『余命6ヵ月』。
これが、受講生に与えられた残りの時間です。
何の?たぶん、何もかもを赦されて、ぽろぽろギターをつま弾いて、のびのびとおうたを歌える時間でしょう。
これは、全6回を経た今でこそ、言えることではありますが。


オトトイの学校』の講座概要
第1回終了後のTogetterをご覧いただければ、と思うのですが、
ギターの奏法や歌唱法、テクニカルなことや演ずる上での基本作法など
そういった『型』のことを教えるわけではない(勿論、訊いたら答えてくれるけれども)のが
このクリニックの特徴でした。
その基本ポリシーは、あくまで、『で、あなたはなにがしたいの?』という問いかけで貫かれています。

あなたは何が好き?

どんなことにときめきを感じる?

何がキライなの?

どういうときに頭に来るの?

それはなぜだか教えてくれる?

じゃあ、どうやってそれを伝えたいの?

こうして、Dr.カタンがその人の持つ嗜癖に、ひたすら畳みかけるように問い続け、
また自問自答させ、そのひとの“スタンス”を明らかにしてゆく。
個人カルテや個別指導による補習(!)等も組み合わさって、まさにカウンセリングと言ってよい
綿密なプログラムが6人の受講生、ひとりひとりに施されたのです。

弾き語り』というのはそれを行う為の『地』であり、
そこに“アナタ”という『図』がどんな風に描かれるのか。

それを思うままに、自在に操る為のノウハウを知る。
これが、このクリニックが目指すところであったのでしょう。


結果は、見事に最終回の『ライヴ』に表れていました。
初回の頃はコードの名称もままならなかったひとが、度肝を抜く程の表現力を身に着けていたり
『裡なる批評家』と闘い続け、自己表現に抵抗していた人が、失敗さえもアクトの一部に組み込んでしまったり。
はたまた、変わらなさをそのまま、自信満々に表していたひともいたり。
どの受講生のステージも、最初のうちは見えていなかったその“人となり”が
何となくでも感ぜられ、彼らの表現/パフォーマンスに、少なからず親しみや感動を覚え
どっかしらで心を揺さぶられるものに仕上がっていたのです。


さてまた。
バラエティーに富んだ受講生の皆さんと、彼らを引っ張り続けたカタン先生の真摯な指導。
全てを知るわけではないけれども、
たまたま現場でそれを観、聴き、記憶することを許された『聴講生』の立場から、
このてんやわんやの6ヶ月間を、レポートしてみたいと思っているのでした。

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