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1/13 『新春ホラー!へんてこな夜』 於西荻窪サンジャック

  • 2012/01/15(日) 12:00:10

出演
日比谷カタン
みぇれみぇれ

て、ことで。
今年のサンジャック初めです。13日の金曜日。
ほんとうは喜多直毅さん(Vln)とカタンさんの好評シリーズ
『KKベストホラーズ!』となる予定だったのですが、
諸処の事情により、こちらは、次回の13日の金曜日(今年は4回あるんだってね)
4月13日(金)に決定いたしましたそう。

先鋒はカタンさん。
サンジャックでのライヴのはじまりは、
主にお食事・歓談タイムのなかに、ひっそり忍び込んでくるイントロ…というのが多いのですが、
この日も例に漏れず。
ただ、始まった1曲目が、いつもと違っていました。

年に数回、聴けるか聴けないかの“歯抜けの街”。
久しぶり故に、うたが始まるまで、しばらくそれと気がつかなかった…。
音数や単語はシンプルなのに、その配列が明らかに歪で、そそそ、と背中の辺りを不安が撫でさする。
続いてはこちらも久しぶり、
だけれども淫靡なイントロですぐ解ってしまう“モルトブリカ”。
カタンさんの“ヲタンビ”展開の代表曲と言ってしまってもいいかもしれません。
そして、この曲と主人公を同じとする、という『ホラーな日』定番の
“スキゾフレニイアパルトメント”。
カタンさんの曲と曲の関係性/物語性というのは、まだまだ公になっていない部分も多いので、
いつかじっくりその構図を確かめてみたいところ。
 そしてついに登場人物が50人を超えてしまった空前絶後の大ネタ
“Fake Fur Bought By Summer Sale Bot”(今年に入って、また7人増えた、とのことでした)。
いよいよ所要時間は14分を超え、壮大な生MADとして巨大化し続ける
“FFBBSSB”、これが完結(つか、収束?)する日は、
いつか、来るのでしょうか…(来なくてもいいけど)。
 そして“終末のひととき”“対話の可能性”と、耳馴染んだクライマックスへの展開へ。
『ホラーの日』を意識したセットリスト。
アクの強い構成の中では、わりと“終末のひととき”は穏やかに聴こえます。
これもじゅうぶん、画面的にはホラーっぽくもあるんだけどねえ。

 続いてはサンジャック初お目見え、わたしも初めまして、のみぇれみぇれさん。
荷物が多いなー、真っ赤なトイピアノ、かわいー。
と思っていたら、
やはりイロイロ、トイカッション(toy+percussion)とギターを操る方でした。
形がシンプルなれども、ニスをはがしたようなマット感と
くすみを持った色合いのボディのギターがそのまま、みぇれみぇれさんのうたに似合う。
演奏後に、曲を「おはなし」と紹介するのですが、
なるほど。物語、ほどに枠組みを持たず、散文、ほどに自由でもない。
柔らかい声で、1個1個に吹き込まれた
“エピソード”を紹介してもらっている。そんな印象でした。

そして、最後はカタンさんも舞台に戻り、
二人でしばらく雑談の後にみぇれみぇれさんの曲(おはなし)をセッション。
こういうとき、カタンさんのギターはトイカッションと相性がいいなー、と思うのです。
入り方、抜け方が絶妙で、みぇれみぇれさんが築く音の一角に、何食わぬ顔で乗っかっている。
「ギターから発想するより、これをギターでやったらどうなるか考えるのが好き」と
前におっしゃっていたけど、
みぇれみぇれさんのトイカッションの使い方と、それは近い気がした。

なるほど。へんてこホラー。
『グリム童話』を原文で紹介されるようなこわさ、というのかな。
『なにその超展開!』みたいな驚きを随所に仕込まれた、
不思議な13日の金曜日でございました。

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