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レ・ロマネスクFUJI ROCK凱旋記念公演2Days 於青山CAY!!

  • 2011/09/23(金) 10:00:00

それは9月の10日か11日頃の、ことでしょうか。
特に記事を上げたでもない日に、突然アクセス数が伸びてて、
「なにごと!?」と思っていたら、アナタ。

レ・ロマネスク特需、とでもいいましょうか。
青山Eats and Meets Cayで行われたレ・ロマネスクのライヴや
トビー王子のインタビューが地上波で放送されて、
ライヴも含めて反響が大きかったから、なんですね。
検索で、いらしてくださったみたい(ありがとうございます)

みんな、気になるんじゃない…!
ということで、
遅れ馳せながら、2日間のご報告を。


Cayのオープンは18:00、ライヴのスタートは20:00(2日間共通)
ということで、2時間のブランク。
これはもう、ディナーショウよね…。
ちょっとおしゃれなアジアンフードとお酒を嗜んで、
ほろほろと空気が緩み始めた頃に、まずはオープニング・アクト、
日比谷カタン氏の登場。

カタン氏は2日間ともオープニング・アクトを務めたのですが
両日、セットリストを変えてくるこだわり様。
しかも、そのどちらもがレ・ロマネスクの世界観を崩さないセレクトで、
氏のレ・ロマネスクへの深い愛が感じられます。

6日は不穏なイントロを奏でる
初期作品“ぶるうどらっぐ”からのスタート。
そして“ウスロヴノスチの切符切り”につなげ、切符切りたちに告げる合言葉へ。

「“遊ぼう”っていうと…」
と始まる「AC・金子みすゞ篇」のパロディを、破綻なく
“ロマネスク・ファンのテーマ”カヴァーへとつなぎます。
カタンさんの歌う“ファンのテーマ”なんか、劇団四季みたいだ…(ミュージカル声)。
しかし、すべて再現力/再構成力が半端なく、本家と変わらぬダンサブルさ。
このヴァージョンは、今後のレパートリーに入っても良いんじゃないか、と思ってしまう。
そこから今度は「AC・あいさつの魔法篇」のパロディに流れ、
「表参道」という場所を意識してか、
「渋谷系の曲を」と、“ベビースキンの世界紀行”を披露。

続いては、やはりふたりがフランス在住、ということを念頭に置いてか
「フランス革命まっただ中の五反田」を舞台にした
悲恋のプログレッシヴなグループ・サウンズ
“愛のギヨテヱヌ!恋するヰミテシヲン!!サ!”
そして“対話の可能性”で〆めます。


7日は、いきなりムード歌謡
森雄二とサザンクロスの“母性本能”から
“ウスロヴノスチの切符切り”へ。
この日の合言葉には“ロマネスク・ファンのテーマ”を挟まずに、
ACネタをシンプルにかまして“愛のギヨテヱヌ!恋するヰミテシヲン!!サ!”

ここで大ネタ“Fake Fur Bought By Summer Sale Bot”を披露。
いろんなJ-POPの立役者が入れ替わり立ち替わり現れ、
「真夏のバーゲンで、彼女にフェイクファーを買ってあげた兄ちゃんの、底抜けの愛」
を歌いあげます。
の、ですが。どんどん参加人数が増えてゆくこの曲、
ついにはTUBE○田や平○堅も登場、
挿入される歌も比例して増えてゆき、もう今何人くらいをこなしているのか、
解りません…。

この後に、シャンソン名曲中の名曲“愛の讃歌”を当ててくる混沌。
“ジャン・フランソワの女”へのオマージュが至るところに見え隠れする
セットリストで、最後は前夜と同じく“対話の可能性”


レ・ロマネスクとは対極的な薄暗がりのステージ、
眼に与える構成はシンプルなのに
一度音を聴いてしまうとシナプスをぐっちゃぐちゃにされる情報量。
ここから開いてゆくレ・ロマネスクへの扉は、
FUJI ROCKの解放感とは、また違うものを与えているのかもしれません。


ちなみに
2日目はひとりで行ってたのですが、レストランとライヴの比率を
同じくらいに設定しているお店は、ハーフサイズメニューとか
アミューズブッシュ的なものがあると、良いなあ…と思いました。
シェアすることが前提のメニューがほとんどなので、ひとりで頼むと量が多いのよ。



そして、いよいよレ・ロマネスクのステージへ。
2日とも同セット、しかもレ・ロマネスクを広く、かつ深くフォローする
セレクトだったので(TOBY王子は、「もうやる曲がありません」と
アンコールで、言っていたのだけれども…)、
一日単位でも愉しめるし、
二日行った人は、ライヴならではの進化の過程を、目の当たりにできる構成でした。

まずはスペイシーなBGMに合わせて、
TOBY王子とメイドMIYAが登場。おもむろに
『あらびき団』出演時の楽曲“マドモアゼル”を。
「わたしたちは見ての通り、グラム・ロックをやっている二人組です」という
自己紹介ののち「甘酸っぱい青春ソング」でありながらカナリ関白宣言も入った
“シルヴプレ初恋”
仏語・英語・日本語の3Ver.があり、今回は日本語Ver.での披露となった
“拙者サムライダンディ”を、ふたりで。
繰り返し聴いて思ったことは、
敢えてチープな音選びのバックトラックが、メロディーの歌謡曲的な
粘り気を中和させてるんだな…と。
だから踊れるし、メロディーだけでなく曲全体が耳に残って、
「脳内カラオケ」状態で口ずさみがちになる。
この中毒性…!

Cayのドリンクメニューにはレ・ロマネスク・オリジナルカクテルとして
「ミーヤの夢」「ミーヤの涙」の二種類が登場。
メイドMIYAによる、その実演CM
(サスペンス・アクション風のストーリーがかなり凝っている)を挟んで、
続いてはバンド・ラヴィアンローゼズとTOBY王子がステージへ。

シャンソンを意識して作った、という一方通行が悲しい愛の物語
“ジャン・フランソワの女”から、
初めて聴く新曲“宅急便の魔女”と、ちょっと粘着なラヴソングが続きます
(すみません、ちょっとじゃないです、カナリです)。
各々の歌の主人公である女性が辿る恋の顛末に爆笑しながらも
「わたし大丈夫かな…」という内向きの自意識をもくすぐってしまう
表裏一体の感情がレ・ロマネスクにはあるのですが、
結局はぜんぶ、笑わせられちゃうんだよな。

「あるある!」だらけのサクセス・ストーリー(と書いて『成り上がり』と読みたい)
“最高の男”からは、目深にハットを被った黒服の美女たち
『モナムール・ダンサーズ』が登場。
フロア後方からダッシュで現れ、
地位と権力を手にした伊達男を演じるTOBY王子を、称えるように取り巻きます。
ダンサーズの滑らかな動きと、没個性的に見えながら、三者三様のキャラクターが
チラ見えするのが、わりとときめきポイント。
わたしはすっかり、センターのアヤさんの虜なわけですが…
(あごの引き方が凛としつつ、なんか偉そうに見えるのがステキ)。

TOBY王子による衣装(の、ディテール)解説
(クイーンとジョン・レノンとゴスロリと…とにかく好きな要素をぜんぶ
入れたらこうなった、そうです)

「ラヴ・バラード」と紹介された
思いっきしムード歌謡な“愛の無人島”オリジナルカクテル実演CM第二弾
(メイドMIYA、飲み干すのがソロソロ大変そう)、
そしてあの壮大な一方通行の愛、その後を描いたシャンソンの続編
“ジャン・フランソワの女、ふたたび”と、
しっとりした面(でも大爆笑)を見せ、
後半は一気にアゲアゲの展開に。

誰しもがどこかで「アイタタタ!」と矢を射られてしまう、
的になる可能性を秘めた、それでも(いろんな意味での)応援ソング
“レ・ロマネスク ファンのテーマ”
(個人的には、ロマネスクの日本盤が発売されることになったら、
これをリード曲にしてほしい、と思っています)。

そして、レ・ロマネスクを
「フランスで最も有名な日本人の一組」に仕立てた、
フランスYoutube再生回数1位、世界4位
(TOBY王子曰く「世界は、ちょろい」)の
“レ・ロマネスクのズンドコ節”
この辺りから、お客さんも振付に積極的に参加してきます。
Youtubeで視た、会場全体が“ズンドコ節”を踊るあの一体感が、
肌で感じられる現実のものに…!!

そして最後は、こちらもフランスのクラブ・シーンでは大受けだという
“YOKOZUNA~The King Of Sumotori~”で〆。
TOBY王子による振り付け指導、モナムールダンサーズの
フロアを練り歩いての煽り、
最早、Cayのふだんのオトナな空間は完全に
レ・ロマネスクの妖しいお城と化していました。

満場のアンコールに応えて、
実演CM第3弾(今度はCayの赤ワインだったが、グラスでかいよ…)
「もうやる曲がないから」と、再び“YOKOZUNA~The King Of Sumotori~”を。
しかも、今回は、お客さん総立ちでのダンシング。
TOBY王子の呼びかけに即応するノリのよいフロア。
振付もディテールをパワーアップさせて、王子の説明にも熱がこもります。
Cayが発汗も辞さないほどの熱いフロアに変貌し、
その興奮冷めやらぬままに、凱旋公演は終了したのでした。

FUJI ROCKで初めて衝撃を受けたひとも、
古参のファンの方々も、等しい立ち位置で愉しめるのが
レ・ロマネスクのライヴの特長なのだな、と改めて身を以て感じた次第。
次回は、12月に大きなイヴェントを企画しているとのこと。
これは、再びの凱旋を待つしかないでしょう。

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