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理想の屋根裏■4月22日 青葉市子 於原宿VACANT

  • 2011/04/24(日) 10:00:00

出演
麓健一
青葉市子
扇谷一穂



裏原宿、と呼ばれる一帯に
「VACANT」と呼ばれるスペースが出来たのは、おおよそ2年前。
ちょうど、GWの時期で、
そのときのこけら落としイヴェントの一環として、石橋英子さんが出ていたのです。

そのがらんどうの屋根裏部屋みたいな、
殺風景だけど、ここになにかが集まってくる、
密集して、不思議な場所が出来上がる、という期待に満ちた空間は、すごく印象に残っていて、
また行きたいなーと思っていたところの、今回のイヴェントだったので
(日付を忘れてたんで突発で)足を運んでみました。

だから、行くのはそれ以来のこと。
時を経て赴いたそこは、だいぶ、色が着いてきたように思います。
自己主張は弱いけど、確かに着いている、淡い、色。
そして、2階に上がると、相変わらずがらんとしたホールスペース。
に、
それぞれ、ベンチやスツール、ふつうの椅子や座布団などが
点、点、点…と並べてある。


イヴェント全体、すごくVACANTによく合う、
淡白さとその中から浮かび上がるゆらゆらした影、みたいなのが
見て取れる、
穏やかで素敵な催しだったのだけれど、
今回の特筆すべきは、青葉市子嬢で。

青葉嬢は、環境を味方につける…というか、
会場の雰囲気や、発せられる自分以外の音、すべてを
そのアクトのなかに取り込んでしまうところがあると思うのです。
「修行ライヴ」と呼ばれる、
環境的に難しい場所やシチュエーションでのライヴは、
彼女の場合、わたしはそんなに観たことがないのだけれど
(去年6月の、秋葉原Dress Hallくらいかな…)
ここVACANTと彼女の息の合い方は、素晴らしかったのです。

建物全体が、
彼女が発した音を吸って、返して、
その音が、さらに彼女を高まらせているのが観ていて感じられる。

スピーカー始め機材は主催の方の持ちこみだったようですが、
ステージ(はフラットなんだけど、演者がいる方)の両サイドには、
タワー型のスピーカーが置かれていて、
なるほどなあ、と思ったのでした。
同じものではないと思うけど、このタイプって
わたし、SALAVAH東京でしか観たこと無いのです。

MCも、相も変わらずリラックスしていて
「青葉さんかわいい」を連呼していた麓さんに
「可愛いと言われたって、わたしは揺らがない」
と、幹是なさを見せたりするところがまた…。笑

“おもいでカフェ”とか、一見軽やかな曲が合いそうな場所にも関わらず、
やはり“イソフラ区ボンソワール物語”“日時計”
ある種のハードさを抱えた曲が、ことさら響くところも。
密やかに、閉じられた場所で馳せる思いは、限りが無く、
その想像、妄想さえも受け止めて、幻のように
そこにいる者にのみ、浮かび上がらせる。
“ライヴの密度”は、演者のみならず会場、ひいては、観客も加担してこそ
上がるのだな…とふと、改めて感じたのです。



5月14日には、青葉嬢
再びVACANTに立ちます(座ります、か)。
是非、この場所で一度、彼女を観てほしい、と思います。

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