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■AZUMA HITOMI Live“じっけんしつ”Vol.0 於渋谷BOXX

  • 2011/04/04(月) 23:00:00

AZUMA HITOMIデビュー!の報を聞いたのは、
去年の、まだ暑さが残る頃だったと思います。

昨年の『音街ピクニック』ライヴの、あと。
彼女は、西島大介さんのイラストとなって、わたしたちの前に現れました。

華奢なからだと、ざっくりとしたワンピース。
そして、あどけないけどきりりとした表情。
髪型は違うけど、そのアー写(?)は、
AZUMA HITOMI、そのものでした。

そして3月にシングル『ハリネズミ』をドロップ。
その購入者への特典として、
また、AZUMA HITOMIを立体化させるお披露目の場として、
この度の『じっけんしつ Vol.0』が開かれたのでした。





BOXXに入ると、ゲスト、Maltine Recordsの主宰・tomad氏のDJタイム。
エレクトロで女性ヴォーカルの楽曲をメインに、徐々にAZUMA HITOMIのサウンドへと、
シフトしてゆきます。

会場には、4つのバスドラと、光柱がセットされ、
さながら「明和電機のよう」という声もちらほら…。
たしかに、魚器(NAKI)シリーズを展開していた頃の明和電機
製品発表会の光景と、ダブるものはあります…。


大きめのバスドラがだん、だん、と響くなか、
開場は溶暗し、光柱が明滅し始めます。
もう、その頃には満場のお客さんで、
ステージが高いといえど、わたしはその全貌を観てとることができなかったのでした。

そんななかで、
拍手に迎えられ、AZUMA HITOMIが登場。
簡単な名乗りのあとに、“情けない顔で”が始まりました。

今回は、ベースとドラムを加えた、3ピースのバンド編成。
彼女の打ち込みが光を放ち、安定したボトムを照らします。
(ちなみに、ベースはAPOGEEの内垣洋祐氏で、
ドラムはUnkieの城戸紘志氏の、オルタナ色強めな人選)。


続いて“無人島”
バックに据えられた無数のLEDが、ドット絵のようにグラフィックを描く。
この映像のディレクションは、d.v.dの山口崇司氏。
このトラックの儚いまでの滑稽さと、よく透る声で歌われる切なさが、
それまで抽象的で、粒子のような存在だったAZUMA HITOMIを、徐々に組成してゆく、
その骨組みであるよに、感じられる。

最初のMCは、きちんと名乗りを上げる、折り目正しい自己紹介。
それに続いて、久し振りの曲やお馴染みの曲、
わたしは初めて聴く曲もあって、
これまで、ほんとに一部のひとにしか見せていなかった
AZUMA HITOMIを、惜しみなく放つ。

次のMCでは、避けて通ることが出来ない震災について少し触れる。
すべてのひとに、等しく訪れた3月11日。
彼女には彼女の、事件があったろうと思う。
「作った人間ですら、違って聴こえるのだから、
聴いてくれた人の分だけ、“ハリネズミ”がある」
大意は、こんな感じだったけれども、わたしのアタマの中では、
次に演奏された“ハリネズミ”の最後のフレーズが、
目の前の彼女のことばと混ざり合いながら、ずっと反響していたのでした。

「諦めないで ちぎれた明日を取り戻すから」

アニメ『フラクタル』の主題歌として作られたこの曲は、
テクノを主軸にしたポップ・チューンであり、その国籍がわりと、見えてこない。
普遍のなかにあって、その声こそが、
AZUMA HITOMIという存在を高らかに謳っている。
それを後押しする、光と色のVJ。

彼女の声は、なにかを、すべてを、鼓舞する力を持っているよに思うのです。
そして、何だかうきうきしたよなタイトルコールで“破壊者アート”が続く。

前日、衣装のままでくつろいでたらその上にお茶をこぼした、という
ドジっ子エピソードも織り込みつつ
(衣装は、黄色と白の太めボーダーのゆるやかなワンピースだったのですが、
お茶をこぼしたことに誰も気づいてない、と述べたうえで
「黄色と白の割合が、7:3くらいだから、全然問題ない、絶好調です!」と宣言する姿が、
いつものHITOMIちゃんで、ありがたい…)

最後は
“君は今孤独のみみせんをしてふとんの模様をなぞってる”

初めて、彼女のライヴを目にしたとき、
圧倒的に残り続けたのがこの曲と“破壊者アート”でした。
柔らかに伸びてゆくのに、その先端は鋭く硬く、尖っている。
『じっけんしつ』から姿を現したのは、
そんな、見たこともない
油断ならない、AZUMA HITOMIという武器でした。

まだまだ、じっけんしつはVol.0。
これからどんな化学反応を起こすのか、
はたまた、またなにか未知のものが生まれ来るのか。


セットリストは、こちらに。

情けない顔で
無人島

East
おなじゆめ
太陽を見ていた

ハリネズミ
破壊者アート

君は今孤独のみみせんをしてふとんの模様をなぞってる

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