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「きりりとたつふたり」ミラーボールズワンマン 於新宿紅布

  • 2011/03/06(日) 11:00:16

まずは、セットリストをどーん。

SE 銀河鉄道の夜エンド・テーマ(細野晴臣)

東京の子供達
マルコポーロの大冒険
草葉の陰
回転木馬

MC

ジミー
38時間
涙のシベリアロック
七色ハンガー
白昼夢

MC

紺碧のアーカイヴス
テキサス
ミッドナイト
フレア

MC

(バンド)
コロポックル
赤いファンタジー
すべてのはじまり
口笛が聴こえる
スピカ
ペータとリリィ

(ふたりに戻って)
野生の王国

アンコール
蒼い鳥(バンド)
最初の記憶



【バンドVer.サポート】
松石ゲル(Dr)
ジミー(B


怒濤の全22曲。
時間にして、2時間弱、かな。

このスピード感と濃密さを同時に、
一瞬のたわみもなく放出できるバンドは、他にあまり観たことがない。
ショート・チューンも、長めのバラードも、
バンド・アレンジの骨太な曲も、すべて
同等の濃度と、熱を持っている。

「のび太とスネ夫は旅に出る」


と始まる“東京の子供達”から
最初のMCまでは、めまいのような白昼夢のような、
ぐらぐらした感覚の不穏なイメージを掻き立てられる曲(ちょう好み)。
北脇さんのヴォーカルが少ないと、森くんの音が際立って聞こえる。
二人して、目も耳も、離せないバランスで立っている。
つか、静かに暴れている。
そんな幕開け方をして、徐々に霧が晴れていくような構成が、
すごく、清々しかった。

わたしがずっと観てきたのは
ふたりだけのステージで、
バンド編成は東京初お披露目だったのだ、という。
確かにグルーヴも厚みも増すし、迫力が違う。
ギターだけでもじゅうぶんに成り立っていたサウンドが、
輪郭はそのままに、より立体的になる。
“コロポックル”はわりと、リズム隊、不可欠なんじゃないかなあ。
とさえ思う。

そこから、ふたりに戻っての“野性の王国”は、
荒涼として広々とした、何とも言えない寂寥感がいや増して感じる。

アンコールでの“蒼い鳥”バンドVer.は、ほんとうに素晴らしかった。
そして、“最初の記憶”で終わってゆくのも、
切ないフェイドアウトのようで美しい。

思ったのは、ミラーボールズ
どんなに音数が増えても、厚みが増しても、
森真二と北脇恵子。この二人の強すぎる存在感で、すっくと立っている。
そのシンプルさが彼らの力強さであり、また
定義とか概念とか放ったらかしにして、
ただただ「ロックだ…」と思わせてくれるところな気がする。

ライヴレポ、というよりも
あれから二週間を経ての事後感想文、というかたちになってしまいました。
思えば、わたしは
ミラーボールズのライヴレポって、
書いたことないんだよなあ。

どこかの誰かも、同じことを言ってた気がする。
そして、そのときにわたしが言ったのは
「観られるだけで、十分だからじゃないですか」
とか、そんな感じのこと。

レポ、というか
わたしが
ライヴのことをブログに書くのは、じぶんの記憶を記録にして
留めておきたいのが理由のほとんどで、
あと時々、お手紙書いてるみたいな気持になることもある。
とにかく、すごく個人的な衝動が多い。

だけど
ミラーボールズは、ライヴを観られれば
それだけで充足してしまうし、
他人がことばを用いて彼らを説明とかするのが、
あんまり有用に思えない
(いや、普段からそれが有用だ、とも、実はあまり思ってないんだけど…)。

知るには観てもらうのがいちばんだし、
観たひとが受けた印象、それがミラーボールズで良いんだと思う。

それは、すべてのミュージシャン、ひいてはすべての表現活動者に
言えることだけれども、
ミラーボールズは、そうとしか言いようのないふたり。

あ、そっか。
だから、ミラーボールズなのか。
直線の光を、多面で受け止めて反射して幾筋にもして返す。

他人のことばが有用だと思えない、なんちゃっておきながら
なにか言わずにおれなくなっちゃうのも、事実。
つまり、放っておけない存在なのです。
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